WEB BEA VOICE Vol.268 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
地元の音楽家やキーパーソンを紹介するコラム
「いいね、いいね、いいね〜」
Text by 森 裕史

 「これぞ!大人のロック」「枯れた男の、本格派ロック」な〜んてコピーを見かけるたび『あんた、ロックちゅうもんは初期衝動の産物であってニキビと共に若者の象徴、特権ですわ。いくら高齢化社会だからって、勘違いしないでよ。大体、大人のロックつったってほとんどが演歌みたいじゃないのよ』と、なぜかオカマ言葉で独り言を呟く俺にとって衝撃的な出会いをしたバンドを紹介しよう。(ブルース・ライオンやエンケンは別格)
クレイジー・ケン・バンドである。頭領・横山剣さんは元々「クールス」のメンバー。クールスを知らない人にむっちゃ簡単に説明しますと、横浜とか横須賀とか単車とかハコスカとか、マブいナオン(死語だが、たまらん語感)とか、そいで、ロック・アンド・ロール、ちゅう感じのバンドだったんだが・・・次行っていいですか?
で、クレイジー・ケン・バンドのサウンドなんだが、すごくしなやか。ライブめちゃ楽しい。こればっかりは、聴いて見てもらうしかないのだがせめて写真とCDジャケで雰囲気を感じ取って下さい。すごく粋で、九州男児(俺もだが)には、ちょっと出せない匂いなんだな。しかしそこにはロックが、確かにあると直感した。
冒頭の独り言に相反するようだが、これは大人のサウンド、大人も楽しめるサウンド。だが大人だけが楽しめるサウンドというわけではない。でもロックである・・・って、それじゃ一体『大人』って何だよう?!『ロック』って何だよう?ニール・ヤングはどうなんだよう?・・・そりゃあんた『警察犬』と書いて『お前』と読ませるように『ニール・ヤング』と書いて『ロック』と呼ぶんだよ・・・なんてわけわからんこと言ってるFUJI ROCKボケのお前がおっさんじゃねぇか!(拝啓。お母さん、僕ついに38歳になりました。日曜深夜の事務所で一人こういう原稿を書いてます。産んでくれてありがとう)

閑話休題。全然、バンドのことが説明できてません。と、いうことで来る9月22日『秋のゴーゴー』はクレイジー・ケン・バンド、久留米を拠点に素晴らしい演奏がたまらんザ・トラベラーズ、そしておなじみスカ★ロケッツ、『ニューロックの夜明け』でお馴染みサミー前田氏がイカすBGMで踊らせてくれます。

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