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| KILLING FIELD TOUR 2001.10.29(Mon) at DRUM LOGOS TEXT by NAOMI KUBOYAMA PHOTO by TOMOFUMI YAMADA |
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音楽は聴く人間によってその価値を大きく変える。私にとっての大切な歌は、あなたには必要の無いモノだってこともある。でもこの宇宙には、そういった好き嫌いを超えて、他の全てを凌駕するほどの何かを感じさせる、圧倒的な力を持った音楽がある。この夜のスケボーキングのライヴには、というよりスケボーキングという存在そのものに、そんな力が宿っていたように思う。 3rdアルバム『KILLING
FIELD』を携えての福岡初ワンマン。2階から見渡した場内は、1000人近いオーディエンスの興奮と熱気でパンパンに膨れ上がっている。が、オーディエンス側のその熱とは別
の場所にSBKメンバーの意識はあったんじゃないだろうか。変にシリアスぶるつもりもないけど、単純な“盛り上り”とか“楽しい騒ぎ”とは明らかに違っていた。本編15曲という限られた時間の中で彼らが作ろうとした空間は、そういった熱狂の先にあるものだったと思う。 MACのドラミングと歓声が交錯する中登場したメンバー、『Metaphor』で幕を開けステージは劇的に進んでいった。ステージ後方に設置されたTVモニターの断片的映像が視覚を刺激する。ドラムとターンテーブルの織り成す情緒、ビートの隙間に沸き上がる情熱、ゆるやかな旋律にたゆたうイマジネーション。言葉一つ一つから響く凛とした空気。アヴァンギャルドでスタイリッシュな表層と、「いつかどこかのどかな旅に出よう」という優しさに満ちた深層とで構築されていくライヴ空間は、想像以上の高揚感でいっぱいになっていた。 SHIGEOとSHUNのMCは、時に攻撃的に、時にたおやかに、絡み合いながら、陰影に富んだ音像を創っていく。それが顕著だったのが、M-10『Be my friend forever』。もうライヴも終盤戦にさしかかるところで、ようやく気付いた。高揚していく心と身体に、常に陽射しのような人肌の温かさが差し込んでいることに。そして、それがSBKが音楽に託した祈りであることに。熱狂と興奮だけで突き抜けようと思えばいくらでもできたはずだ。事実、一連のTotal Music Communicationで見せてきたステージは、それに近いものだった。だが、このツアーで彼らが目指しオーディエンスに示唆したものは、(それが意識的にせよ無意識的にせよ)より永続的な瑞々しい音楽の調べだった。 ただただその意志の強さに圧倒されたこの夜のライヴ。スケボーキングが向かう場所はそこしかないのかもしれない。 |
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| M1.Metaphor/M2.Another/M3.HAPPY FUTURE M4.PLAYBACK/M5.Italian football/M6.Till dawn M7.Ma glames?/M8.YOU ARE GOD/M9.いつかどこか M10.Be my friend forever/M11.Reflected M12.LADIES DON'T FIGHT/M13.Keep your mind M14.TOKIO LV/M15.神経衰弱 EN1.Calm down dear/EN2.Child's Replay EN3.Own to the next |