キングスネーク伝説

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Legend of KingSnake

【4人のサンハウス】

サンハウスにはビッグトゥギャザーの一週間後、12月30日からはパワーハウスで、スマイル、テディ・ボーイズとの五日連続のコンサート『Exciting Five Live Days』が待っていた。
新メンバーを入れてリハーサルするには時間が足りないのは目に見えている。
。ついにサンハウスは四人のバンドとして、五日連続のコンサートに挑む事を決定し、四人で練習を開始した。僕もパワーハウスの練習を聞きに行った。
アウト・リガーで食事しながら柴山と話しをした。
「どげんや」
「うーん、なんか厚みっちゅうか・・・。いや、四人の迫力は前よりも凄いとばってん」
「まだ、二回目やもん四人で練習するとは。心配すんなって」
ライブ・レコーディングも無事終わり、楽しい五日間のコンサートとなるはずだったのだが、篠山抜きのサンハウスは充分な練習の時間も与えられないまま、パワー・ハウスのステージに立った。
初日、期待と不安の入り交じった気持ちのまま、サンハウスを聞いた。四人とも今までになく力いっぱい頑張っているのに、どこか寂しい厚みの無いこじんまりとしたサウンドだ。
しかし、回を重ねる毎に良くなっていったことに気がついた。
ステージアクションだ。それまでのサンハウスは柴山の振り付けだけで、ギターもベースもアクションと言うほどの動きが少なかった。強いて言えば、ビッグ・トゥギャザーでのライブレコーディングの時に鮎川が、あれっと思わせる程度のポーズをとっていたくらいだった。
 しかし『Exciting Five Live Days』のステージでは鮎川も奈良もよく動き、決めのポーズさえつけようとしている。もう少しアクションをつけて、と言っていた僕としては、無くしたものは大きかったが、こうして得るものもあったのだと思った。
その後、サンハウスは五人だったんですか、と尋ねられるほど骨太いロック・バンドへと変わっていった。
聞かせるだけでなく、見てもかっこいいバンドに成っていったのだ。

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