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- 【どうも】
僕は「ありがとうございます」というお礼やあいさつの言葉が苦手だ。
小学校の高学年の頃から「ありがどう」よりもかっこいい(と僕が勝手に決めた)言葉を使い始めた。それが「どうも」だ。ローハイド、連邦保安官、ララミー牧場、バット・マスターソンと世はまさに西部劇全盛だった。中でも、ガン・スモーク、拳銃無宿が大好物だった。
拳銃無宿、今は亡きスティーブ・マックイーンの若かりし頃の連続テレビ番組だ。お尋ね者を追う賞金稼ぎジョッシュ・ランダルが活躍する渋めの西部劇だ。ジョッシュ・ランダルが腰に吊っていたのがウィンチェスターM73オクタゴンと言う名銃の銃身と銃床を途中でカットした特異なものだった。その名の通り銃身が八角形で普通のM73の生産数の0.1%しか生産されなかった(と少年マガジンに書いてあった)。チャック・コーナーズのライフル・マンはきっと真似たのだ。
ちなみに、MGCのオクタゴンのモデルガンを買ってカットするのがモデル・ガン・マニアだ。ランダル・カスタムといって販売もされていたが、それを買ったのでは、ジョッシュ・ランダルにはなれないのだ。
ジョッシュ・ランダルが使っていた一言が「どうも」だ。ありがとうよでもなく、どうもありがとうでもない「どうも」と一こと言いながら馬に乗り、新しい獲物を求めて町を後にするマックィーンの真似をしていたら、癖になりました。
高校生の時も、そうだったように今でも「どーも」と口にしたときふとジョシュ・ランダルを思い出してしまう。数年前、ルトガー・ハウアー主演の賞金稼ぎの映画を見ていたら、ルトガー扮する男がジョッシュ・ランダルの孫なんだと言われるシーンがあった。計算は合わないかも知れないが、嬉しくさせてくれた映画だった。
Duomoかと思ったあなたへ「どうも」。
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