キングスネーク伝説

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Legend of KingSnake

【ブライアン・ジョーンズ死す】

 ローリング・ストーンズは今もスーパースターだ。
彼らはミック・ジャガー、キース・リチャード、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツの四人とリーダーのブライアン・ジョーンズによって結成されたバンドだ。
ブルース好きのミックとキースは先輩ブライアンのスライド・ギターに憧れていた少年だった。初期のレパートリーがブルースやR&Bのコピーだったことからもブライアン主導だった事は判断できるし、彼ら五人の作曲者としてのペン・ネーム、ナンカー・フェルジはブライアンの謙虚さだったのだろう。
ハート・オブ・ストーン、サティスファクション、ひとりぼっちの世界、19回目の神経衰弱、ジャンピング・ジャック・フラッシュ等の大ヒットが出れば出るほど、目立つポジションのミックとキースは先輩に指図をされたくなくなるのは人情である。
ある夜のパーティーでバッド・トリップになってしまったブライアンは庭に出て、回復を待っていた。そこへ、ミックが暑いから泳ごうやとやって来たむりやりブライアンをプールへさそって二人で泳いでいたが、バッド・トリップで平常の意識もないブライアンの顔を数分間水面に押しつけることだってたやすい事だったかもしれない。
勿論これは僕の想像以外の何ものでもない。
1967年7月のことだ。
 リーダーのいなくなったローリング・ストーンズは新メンバーにミック・テイラーを迎え、ブライアン・ジョーンズ追悼コンサートをハイド・パークで行い、その後ブライアン・ジョーンズが生きていたら演奏しなかったであろう曲で世界の、野球場のエンターテイナーとしての道を歩いていく事となった……。
そう思っているのは僕だけだろう
。ブライアンが在籍していた時代の彼らを『オリジナル・ローリング・ストーンズ』とあえてそう呼びたい。

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