1月7日にの緊急事態宣言が発出されました。
その後も新型コロナの陽性者数が減少する幅が小さく
期限とされている2月7日に宣言が解除されるかどうか分からない状況です。
このコロナ禍が終息しない限り、ライブやイベントの開催は制限され
先の見えない状況が続きます。
一人一人が自覚を持って不要不急の外出を控えることしか終息に向かう方法はありません。
医療崩壊が各地で起こっており救える命が救えなくなっています。

そんな状況の中でも若者の行動量が減ってないと報道されています。
若いから感染しても大丈夫と思っていませんか?
その油断が貴方の大事な人を感染させてしまうかも知れません。
感染者の50%弱を10~30代の方々が占めています。
後遺症があることも忘れずに大事な人を守るために軽率な行動は控えましょう。
そして、コロナ禍を終息して普通の生活に戻れるように頑張っていきましょう。

緊急事態宣言発出におけるライブイベントの制限に対する
音楽4団体の共同声明文をご紹介します。


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緊急事態宣言下における
ライブイベント公演の開催に関する共同声明


本年1月7日に政府から緊急事態宣言が発出され、イベント開催制限について目安となる
「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が改定されました。私共ライブイベント
公演事業者は、この方針が政府、自治体そして専門家の先生方によって更なる感染拡大を
食い止めるべく議論を経て発出されたものであることを真摯に受け止め、緊急事態宣言に基づく
対象期間である1月12日(周知期間後の適用開始日)から2月7日までの間における公演開催
について以下の通り、表明いたします。


○私共公演事業者は、政府及び自治体によって示されたイベント開催制限条件に基づき、経済産業省、
文化庁を通じ政府関係当局との協議を踏まえ、感染拡大防止対策ガイドラインを遵守し更なる
対策の徹底を行い、公演を開催してまいります。

○収容人数制限について
・一回の公演あたり、公演会場の収容上限を5,000人、会場キャパシティに対する収容率を50%とします。
・ただし、政府からの事務連絡に基づき、1月7日時点でチケット販売済の公演及び周知期間中に
チケットが販売される公演については上記収容人数制限及び収容率制限は適用しないこととさせ
ていただきます。
・また、同じく、周知期間終了後(注:新しい目安が適用された日=1月12日)から、新たな目安を
超過するチケットの新規販売を停止することとします。

○催物の開催制限(公演時間)について
・20時までの営業時間短縮(20時までに終演すること)の働きかけには可能な限り応じてまいります。
・ただし、上記についても、政府からの事務連絡に基づき、1月7日時点でチケット販売済の
公演及び周知期間中にチケット販売される公演には適用しないこととさせていただきます。
・また、同じくライブの中継・配信のための無観客公演については適用しないこととします。

○なお、上記の開催条件適用につきましては、公演個別に様々な事由から対応が異なる場合もあり
ますことをどうぞご理解賜りたく存じます。



既にお伝えしております通り、新型コロナウイルスの感染が日本国内において拡がり始めた当初から、
私共ライブイベント公演事業者は政府のイベント開催自粛方針を受け、公演規模の大小を問わず
開催を中止・延期し、他の業種に先がけて自主的に自らの事業活動休止を行って参りました。
昨年5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降、当該4団体会員社によって全国で無観客公演250公演、
有観客公演約7,100公演(総動員数約230万人)が開催され、各公演におきましては施設管理者、
自治体との協力・連携のもと業種別ガイドラインを徹底遵守し、またご来場のお客さまへの啓発に
努めてまいりました。その結果、「大声を出す」「密集する」「地域間移動」等、イベント開催にあたって
感染予防・感染拡大防止の観点から注意すべき要素・リスクは徹底的に低減され、現在に至るまで
当該4団体会員社によるライブイベント会場からの感染者発生は認められておりません。

他方、私共公演事業者とともにライブイベント公演の開催を支える、美術、照明音響映像など技術、
運営、警備整理、ケータリング、チケット販売、宣伝広告など多くの事業者、従事者は、コロナ禍による
イベント開催自粛期間の長期化によって事業機会、就業機会が極端に減少しています。
公演の中止や延期に伴う損失が積み重なり、いよいよ事業継続が困難な状況です。

今般、誠に残念ながら、現下の感染拡大状況から再度緊急事態宣言が発出され、イベント開催制限の
厳格化がなされることとなりました。しかしながら、私共公演事業者には、いついかなる時代、
社会状況でもライブイベント公演の開催を通じて、アーティスト・実演家に表現の場を提供し、
社会に元気、活力、そして今を生きる喜びを提供する使命があると任じております。加えて、
私共公演事業者の事業を支えていただき、世界で支持が高まる日本のライブエンタテインメント、
文化芸術の担い手である多くの仲間とその家族の生活を維持していく責務があります。

私共公演事業者は引き続き、政府および自治体によって示される方針のもと、コロナ禍が収束に
至るまで決して気を緩めることなく感染拡大防止対策に万全を期し、音楽、演劇をはじめとする
文化芸術・エンタテインメントを愛するお客様に安心してご来場していただける環境創りに邁進し、
強い決意をもって日本のライブエンタテインメント産業を継承し発展させてまいる所存です。
どうぞご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。

末筆ながら、収束に向け日々尽力される医療従事者の皆様、政府・自治体関係機関の皆様には
心から御礼申し上げます。

令和3年1月12日
一般社団法人 日本音楽事業者協会
一般社団法人 日本音楽制作者連盟
一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会
一般社団法人 日本音楽出版社協会